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HDDとSSDの違い

記憶媒体をSSDにするとパソコンが早くなる!?

HDDとSSD。どちらもPCデータを保存する記憶媒体、自分の使用するパソコンにはどちらが最適かご存知ですか?
SSDは、読込速度が高速な為、OSの起動がわずか1分程度で完了するのでストレス無くPCを利用することができます。
ここではHDDとSSDのメリットとデメリットを解説していきたいと思います。

HDD(ハードディスクドライブ)とは?

内部で回転する円盤にデータを書き込み及び、読み出しを行う装置で、1分間で5,400回転と7,200回転のと2種類が存在します。
この回転数を表す単位がrpmであり表記上では5400rpm と 7200rpmと記されることが多いです。
パソコンなどの代表的なストレージ(外部記憶装置)のひとつで、1台あたりの容量が大きく、また、容量単位の単価が安い為、現在では価格が安いパソコンに多く使われる傾向があります。

写真_HDD

HDDのメリットとデメリット

HDDのメリット

上記で記した通り安価で手に入ることがメリットです。2021年現在では18TBという大容量のものも販売されています。18TBの容量は例えば、約50GBのゲームが単純計算で320本ほどインストールできる計算となります。単価が安いので記録し、アクセス頻度が少ない使用方法に向いているとも言えます。

HDDのデメリット

HDDは回転するパーツで構成されているため、読み書きに掛かる時間が長いことと、衝撃に弱いことです。また回転しているということは物理的に摩耗していくことにもつながり、長期間使用しているといきなり使えなくなったということもあります。パソコンの起動しているときは基本的にはずっと回っています。(電源オプションなどでスリープ設定、休止設定をしていなければ)停止させると回転数が通常になるまで待つことになるのでタイムラグも発生します。HDDの軸受けやモーターの寿命は、起動時に一番負荷がかかるのであまり頻繁にオン・オフをするのはよくないと言われていますが、回しっぱなしでももちろん摩耗していきます。

SSD(ソリッドステートドライブ)とは?

SSD(ソリッドステートドライブ)とは、メモリーチップを媒体にした記録・読み出しを行う装置です。
HDDと同じストレージ(外部記録装置)としてパソコンに接続して、OSやアプリケーションソフトなどを記録します。
SSDは、読込速度が高速な為、OSの起動までの時間が飛躍的に減少するのでストレス無くPCを利用することができます。また起動時にスタートアップするアプリケーションの展開も早く、パソコンが安定するまでの時間も感じられないようになります。オススメな利用方法として、OSの起動はSSDとし、ファイルを保存する部分をHDDにすること。そうするとSSDの容量不足を解消しながら、快適にパソコンを利用することができます。

写真_SSDとM.2

SSDのメリットとデメリット

SSDのメリット

上記で記した通り、読み出し速度がHDDと比較して非常に速いということです。HDDのような動作音も聞こえないので、静穏PCと呼ばれるものに利用されることが多いです。またHDDのように回転するものでないので構造的に複雑ではなく、物理的というよりは論理的な仕様となっています。よって衝撃にも非常に強いことが特徴の一つです。

SSDのデメリット

同じ容量のHDD比較して容量単価が非常に高いことがデメリットです。HDDのようにSSDで使用されているフラッシュメモリにも寿命はあります。時間の経過と書き込みにより劣化していくと言われ、最後は読み書きができなくなります。しかしSSDコントローラーで均一に使用される設計となっているので、通常に使用する際はあまり気にする必要はありません。

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